2025年5月の記事一覧
桜をスケッチ ~思い出の鹿追高校の桜~
5月13日の理科の実験では、校庭に咲く桜のスケッチを行いました。
生徒たちは一本の桜の木と向き合い、その美しさや細かな特徴をじっくりと観察しながら、熱心にスケッチに取り組みました。
特に3年生にとっては、在校中に見ることのできる最後の桜の季節です。
「来年の春には、もうこの桜は見られないんだな…」と、少し特別な思いを胸に抱きながら、花びらの形や枝ぶりを丁寧に描き留める姿が印象的でした。
炎の色から物質を見抜く
5月9日の理科の実験では、炎色反応を利用し物質を判断する実験を行いました。
机に並べられた7個のエタノール溶液は何の物質なのか、綿に溶液を浸み込ませ燃やすことで判断しました。
生徒たちは化学基礎の炎色反応を思い出しながら必死に物質は何かを調べていました。
ポンポン爆発 はじけるポップコーン
5月7日の理科の実験では、ポップコーンを作りました。
ポンポンとはじける様子を見ながら、水蒸気爆発について学びました。
できたポップコーンは、塩味でいただきました。
2年特進調理実習(メープルシロップ作り)
2年特進の家庭基礎では、本校コーディネーターの吉村さんと協働し調理実習を行いました。
鹿追町に自生しているイタヤカエデから採取した樹液を煮詰め、メープルシロップを作り、パンケーキにかけていただきました。
カナダの特産品であるメープルシロップについて深く知ることのできる貴重な機会となりました。
〇樹液を煮詰める様子(このときの樹液はまだ透明な液体です)
〇パンケーキを焼く様子
〇できあがったメープルシロップとパンケーキ
(樹液を約70分の1まで煮詰めてようやくメープルシロップになりました!)
第1回理科フィールドワーク ~ナキウサギから環境の保全を学ぶ~
5月10日に3年生特進クラスの生徒は、ジオパークビジターセンター、然別風穴地帯を訪れジオパーク推進課の金森 晶作様より大変興味深いレクチャーを受けました。
ジオパークビジターセンターでは、ナキウサギの生息する風穴(ふうけつ)地帯のしくみや、ホッカイドウ石という珍しい岩石について、ご説明いただきました。
その後、いざナキウサギを求めて風穴地帯へ行きました。
……しかしながら、ナキウサギは姿を見せてくれず。どうやら本日はシャイな気分だったようです。
気を取り直して、最後は然別湖畔にて、理科の種(身近な生活における理科的な疑問)探しを実施。
自然観察を通じて、環境保全の大切さや、生きものたちの暮らす環境について改めて考える貴重な時間となりました。
ナキウサギには会えなかったものの、心に残る発見がたくさんあった一日でした。